思い出の昭和、そして上月町
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(第41話)週間少年漫画誌

<<2006.07.23記>>
私が買った初めてのマンガ本は「少年マガジン」でした。昭和三十年代では「少年サンデー」「少年キング」「少年マガジン」の三誌が週間少年漫画誌でありました。また女の子向けでは「少女フレンド」「マーガレット」でしたか・・・・他にもありましたっけ?
それこそ「三丁目の夕日」を地で行く昭和三十年代後半、私が学校の下にあった文具店で買ったのが「少年マガジン」であったわけです。
内容は忘れてしまいました。たぶん既に「エイトマン」は連載されていたのだったかな・・・。
これが好きだったなあ・・・、あのかなり前かがみのフォームで走るシーンを真似したら、自分が凄く速く走れたような気にもなったものです、HI.
丸美屋の「のりたま」というふりかけを買うと、エイトマンのシール(ステッカー)がついてきていたのが嬉しかった。
しかし、ここから本題です。終戦記念日も近づいてきたので思い出した訳でも無いのですが・・・・
昭和三十年代にもなっていたのにもかかわらず、結構戦争の色が濃い内容でもあったのですよ、当時の少年誌は。例えば私が初めて買った少年マガジンの表紙は「ゼロ戦」でした。他の少年誌でも軍艦とかが見開きのカラーで掲載されていたのを覚えています。
また「紫電改のタカ」というマンガなんてのもありました。現在ではあのような時代背景のものを書いても、少年は読まないでしょうね。少し違う意味での戦争ものならば別ですけど・・・。
しかしあの頃の私たちは第二次世界大戦がどうしたものだったのかは分かりませんでしたが、というより戦争は怖いものという意識はあったでしょうが、それでもゼロ戦、紫電改とかグラマンとかね、またB-29とか軍艦とか、単純に少年にとって、かっこいい「マシン」だったのです。
もちろん、武器だけではありません。鉄人28号とか鉄腕アトムとかロボット系も好きでした。
何を書きたかったかと言いますと、昭和30年代はまだまだ第二次世界大戦のアイテム(?)を引きずっていたんだなあ・・・・としみじみと思い出したもので・・・書いてみたかったのです。

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