思い出の昭和、そして上月町
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(第39話)小学6年生、修学旅行だあ(その2)

<<2006.06.29記>>
さて、その「根性」と書かれたお土産の盾は自分へのものでありました。家に帰ってから自分の机の上におきますと、勉強に対して何気にやる気が出たんです。えー、えー、最初の三日だけ・・・・
で、奈良でのこと。私は大好きだったお爺ちゃんに鹿の角で出来たタバコ用パイプを買ってあげました。鹿の角ってたって合成樹脂だったのに違いないのですが、なかなか渋いものでした。
その奈良では東大寺2月堂、3月堂他、そして公園の緑地ではご他聞にもれず、鹿の煎餅を鹿にやりました。
その他、いろいろあったと思いますが、無事私自身には大した障害も発生せず帰途についたと思います。帰りの道中では大阪空港(当時は伊丹空港と言ってたと思います)によりました。実はメカ好きだった私はここが一番面白かったような気がします。パイロット養成シミュレーションとか、滑走路に駐機している飛行機を目の前で見たとき、こころから凄い!と思いました。昭和43年のことですからボーイング747というジャンボ機が世に出る一年前ですね。でも記憶というものは怪しいもので、すっかり私は目の前にジャンボが駐機していたシーンを見た気になっていました。しかし、ジャンボの歴史上、年代的にそれは考えられないということが判明しました。
このように楽しかった修学旅行も終えまして、日常がもどったとき、目の前の「根性」も日常の風景となり、普通の僕がそこにいましたとさ・・・。

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